こんにちは^^今日は、比較的暇(^^;;)なので、昼マッから日記を書いて見ようと思います。
しかも壮大なテーマ!慢性的な高血圧について熱く意気込んで書いていきたいと思います。
まず慢性的な本能性高血圧になる理由から(二次性高血圧を除く)
@レニンの分泌
Aバソプレシンの分泌
などが考えられます。
レニンはタンパク分解酵素の一種で、腎血流量が低下すると分泌されます。このレニンが多く
分泌され、タンパク活性が強くなると血圧が上昇作用が強くなるので、レニンは間接的ではあり
ますが、血圧の上昇に関与していると言えます。
バソプレシンは脳下垂体ホルモンの一種で、抗利尿ホ ルモンと呼ばれています。体液の保持が
目的のホルモンで、尿崩症などの治療薬としても使われています。尿などで水分が体外に排出
されるのを防ぐので血中水分量が増すので血圧が上昇します。
上記二つの理由を考えるといくつか「そうなる原因」が見えてきます。
病的肥満として
まず一つ目として、『栄養の取りすぎ、塩分の取りすぎ、油分糖分の取りすぎ』など取りすぎ!!
が原因となっているケースです。タンパク質の過剰はレニンの分泌を増やしますし、塩分の取り
すぎは「体内水分量の保持」に繋がりますので高血圧の直接の原因になります。糖分は脂肪分
を増やし血管の硬化や腎血流量の低下を引き起こすので、高血圧に繋がります。
治療は過剰に摂取しているものを減らす事が第一になりますが、「過剰に取る」という原因が
体内栄養不足が隠れている場合が多くあります。口から入ってきた栄養分を上手く分解して
栄養に変えられないが為に多食に繋がり ますので、その場合は「胃腸や腎の強化」が必要
になります。運動や食生活の節制が必要になります。
漢方としては、胆汁の分泌を促し腸の掃除をしてくれる「茵陳蒿湯」や胃腸の機能を上げる
「補中益気湯」体内水分量を調節する「滋陰剤」と呼ばれるものなどを弁証により用いると事
が主となります。
不安調停
次ぎに『栄養不足タイプ』です。よく見かける老人型高血圧で、痩せているのに血圧が高い、
疲れやすい、足がつりやすい、忘れっぽい、肌が痒くなりやすい、頭髪が薄くなる、目が疲れ
やすい、熟睡出来ないなどの身体症状が付随しやすくなります。
栄養や体内水分量が不足すると、必然的に脳や各内臓への栄養も不足します。そうなると
脳や腎などが「栄養が足りない!やばいぞ!もっと栄養を送れ!」ということで、先ほどのレ
ニンやバソプレシンを分泌します。そうなると高血圧となるのです。
しかし胃腸や腎臓、各消化液の分泌が、老化により衰えているので、必要な栄養、必要な
津液� �持をする事が出来ないので、その原因となっている臓腑への配慮、ストレスなどの
環境、体力の強化良い食事への変換など何か原因がある場合には改善を、何も無い場合
には「老化による産物」として一生つき合っていくと言う事になります。
Q熱の症状
現在の高血圧の対策として「生命の危険を回避する」という目的では、病院の降圧剤の服用
は絶対に必要と言えます。高い数値の高血圧の命に対するリスクを考えますと(その数値に
よります)、漢方薬や各種健康食品の類では、あまり急激な改善は期待できないので、病院
治療を必ず受ける事が必要となります。
しかし、「栄養や津液の不足」からくる老人性の高血圧では、降圧剤のみの治療ではあまり
良いとは言えません。そこで漢方薬の出番となります。 漢方薬には体の各機能を引き上げ
るものや、津液をたっぷり補給してくれるもの、血流改善効果のあるもの、炎症を抑えるもの
体 に溜まった余分なものを排除する効果を期待できるものなど、ケースバイケース対応出来
るものが揃っています。
リスクを減らすという意味では西洋薬、体全体をいい状態に保つ(風邪を引きにくくしたり、元
気でいられる)のには漢方薬という感じでしょうか。
漢方薬で問題なのが、一般的に高血圧に効果がある!と効能効果に書かれている漢方薬
だけではあまり効果が期待できません。さらに仮にバシッ!っと合った処方でも、数値になっ
て表れるのには結構な時間が必要になってきます。(身体的には楽になるのですが・・)
漢方薬といえども高血圧の「本治」(根本から治癒させる)ということは不可能です。(老化が
原因の場合)仮に臓腑の機能を上げ、栄養たっぷり保てるようにしたとしても、服用を辞め
てしまうと数値が悪くなるといった場合は、高血圧の原因となる体の改善がなされた、とい
うことにはなりませんので、「漢方薬によって状態が保� �れている」状態となっているので
す。(体の為には漢方薬の併用が良い)
最後に高血圧には減塩減塩と良く聞きますが、「塩の質を変える」ということで効果が
あると言うのを良く耳にします。ミネラルたっぷりの「自然岩塩」に変えてみるのも考え
の一つとしては良いのではないでしょうか。
ということで今日ももう少し頑張っていきましょう!
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